act5

シーブ「・・・貴様か、それでもいい。」
ジル「・・・ヨウジ!」
弾に当たったのはヨウジ・・・身代わりになったのだ。
ジル「ヨウジ!」
ヨウジ「大丈、夫・・・?」
ジル「ヨウジ・・・くそー、人間の裏切り者!」
シーブ「うぁ!」
ジルの撃った弾がシーブの銃に直撃し破壊。
その矛先はシーブに向けられたまま。
ジル「あなたが首謀者って事はもう知ってるのよ!このまま基地に案内してもらうわ!」
シーブ「ま、待ってくれ!・・・私は首謀者じゃない、本当だ!」
ジル「言い逃れする気?」
シーブ「本当なんだ!・・・あいつだ、以前お前達を仲間に誘った・・・adamのジョンだ!」
ジル「・・・ジョンが・・・?」
その時
シーブ「うっ!」
ジル「誰!?」
1台の車が高速で戦場をあとにしていった。
その車の無線を拾い上げた。

『It is a betrayal, and the small fish of STARS : to the good-for-nothing.
(役立たずのうえに裏切りか、S.T.A.R.S.の雑魚め・・・。)』
『Let's report to commander John early. Because this wireless might be asked, it cuts it.
(早くジョン司令官に報告だ。この無線も聞かれてるかもしれないから封止するぞ。)』

「OPERATE」
そのランプがついてる目の前で彼女は沈黙している。
ヨウジはさすが修羅場をくぐってきたというか、弾を体にかすめる傷で済んだが・・・。
試合に勝って勝負で負けた・・・ジルの心境だ。
街は鎮圧したが、ジルはもっと大切なものを傷つけた気分でいた。

1人の男がやってきた。
ジル「・・・スバルガ少将。」
ヨウジの隊員、“血染めの悪魔”1番機のパイロットでもある。
ジル「・・・ごめんなさい、あなた達の大将を私のせいで・・・。」
スバルガ「・・・。」
きっと激怒される・・・ジルはそう思っていたが、そんな様子はなかった。
スバルガ「・・・前回の戦争の時、陸上戦でのことです。」
ジル「え?」
スバルガ「我々は敵をあと1歩というところまで追い詰めた。そして敵は最後の悪あがきの陣地をはってきたが、そこは我が軍と川で隔てている。1本の大きな橋があったが、そこを渡って攻めようとすれば当然敵に狙われる。」
ジル「そうね。」
スバルガ「・・・その時ヨウジ大将はどうしたと思いますか?」
ジル「・・・。」
スバルガ「・・・戦車を降りて橋を渡って攻めようとしたのです。」
ジル「え・・・橋に・・・!?」
スバルガ「我々は一瞬言葉を失った。上官ともあろう人間が自ら危険に突っ込むなど考えられなかった。しかもその時、大将は敵の攻撃の爆風を受け川に転落した。」
ジル「・・・とんでもない度胸がないとそんな事・・・。」
スバルガ「もちろん・・・我々がまだ20歳の少年につき従うのはそういう事だからです、それに人柄もいい。うちの隊員も口は悪いが、あなたに対しても度胸と実力は認めています。」
ジル「え・・・ありがとう・・・。」
スバルガ「いえ・・・それにヨウジ大将も、あなたと同じ心境だったはずです。」
ジル「同じ心境?」
スバルガ「・・・あなたを失いたくはない・・・でなきゃ、ジル大将の正確な動きまで見てはいまい、フフフ・・・。」
ジル「ヨウジ・・・。」

3日後
「みんな集まったか。」
venusの元帥、ルーズベルトのもとに集結。
ヨウジの姿はなく、スバルガが一隊を取り仕切っている。
ルーズベルト「いよいよ、今回の生物兵器の一件の真の黒幕、元adamのジョンの基地を落としてもらう。場所はカナダ北部の要塞、極寒の地だ。武装だけでなく、服装などの装備にも気をつけてくれ。」
「了解!」
ルーズベルト「うむ。我々が相手にするのはadamではなかった・・・これで、今回の闘いに終止符を・・・。」
「元帥、報告します!」
兵が駆け込んできた。
「ロサンゼルスが、adamの本社もろともジョンの軍によって壊滅状態に・・・。」
ルーズベルト「何!・・・一刻も早く奴を倒さねば。」

ジル「ついに一般市民をも犠牲にしたわね。」
シンディ「ええ・・・これ以上増やすわけには・・・。」
ジル達と入れ替えに、ロスの知事をはじめとした人物達がニューヨークに避難してきた。
adamとvenus、両者の間にもはや対立はなく、アンブレラの悲劇のリバイバルを食い止める闘いが始まる・・・。

To be continued.

♪作者後書き♪
ロサンゼルス壊滅、はちょっと行き過ぎたかな(笑)
ついに敵のボスも明らかになり、戦争は終結となるか・・・?(2005/10/09)