プロローグ
オレの名前は芝本和希(しばもとかずき)。普通の大学生だ。
今は日本の市立大学の2回生。家から大学までそう遠くはない。いつもの道をいつものように通っていた。
すると横の道から一人の女性が話し掛けて来た。
(??)『おはよう和希君。』(和希)『おはよう満月ちゃん。』
朝の挨拶を交わす二人。彼女の名前は木村満月(きむらみづき)。オレと同じ大学の2回生。
二人で歩いていると後ろから一人の男がやって来た。
(??)『おはよう。』
後ろから来た彼の名は久保健斗(くぼけんと)。オレと満月の幼馴染だ。いつもここから一日が始まる。
学校に着いた三人。いつもと変わらない風景。たくさんの生徒。咲き誇る桜。
校舎の入り口の前には、たまたま教頭がいた。よく働いている。
まぁそんな事はどうでもいい。オレ達は教室に向かった。
教室の中には数十人の生徒がいて、その中の二人がこっちに来て挨拶をした。
一人は佐藤紘輝(さとうひろき)。もう一人は加藤クララ(かとうくらら)。彼女はハーフだ。
(紘輝・クララ)『おはよう。』
二人同時にそう言って来た。三人同時に挨拶を返した。それから少しして五人が喋っていると少し興味深い話が聞こえてきた。
(クラスメイト)『今日、アメリカから英語の先生が来るらしいよ。』
話を聞いたオレは、時間割を取り出してみた。一限目は英語であった。だから先生の話はしないでおいた。
チャイムが鳴る。皆が席に座り静かになった。英語の時間が始まる。
ガラガラッ
扉が開くと女性とアメリカ人らしき男性が入ってきて、女性の方が黒板に何か書き出した。
女性の名前は堀北唯(ほりきたゆい)。英語の教師である。書き終わった黒板に刻まれた文字を読むと【マイケル・ウィルソン】と書いてあった。どうやら新しく来た先生の名前みたいだ。
それからしばらくマイケル先生の自己紹介があって英語の時間が終わった。授業よりマシだったが、とても退屈だった。
退屈な学校が終わり帰ろうと思ったとき、満月は和希に心配そうに話しかけた。
(満月)『ねぇ、和希君聞いた?最近町のはずれに十人ぐらいのグループで民家を襲って、そこに住んでる人を食い殺す事件が多発してるんだって。だから気をつけてね。』
『分かった。満月ちゃん、ありがとう。君も気をつけろよ。』
返事をした和希だったが、半信半疑だった。そんな狂ったやつらがこの町のはずれをうろついているとしたら見つかってすぐに捕まるだろう。そう思った。
その日帰ってすぐにエアーガンをいじっていた。
実は和希は銃が大好きで、銃に関しては大学で一番和希が知識人だった。
そんな和希はエアーガンにおいて命中率は百発百中だった。おそらく本物の銃でも同じように扱えるだろう。
反動や重さを除けば・・・。
気がつけば深夜だった。
(和希)『しまったっ!』
そう思った和希はすぐに寝る事にした。