エピローグ

1999年 2月13日
〜サウスパークシティ総合病院 6階特別病棟〜

カーテンから漏れる光が静かにベットで寝ているケインの顔を照らしていた。
お見舞いの品としておかれたのはなんとも品のないサボテンだった。
だが、ケインにとってサボテンは嫌いなものではなく逆にうれしいらしい。
ちなみにこのサボテンを置いていったマイク・ヘルビーストだがUBCS本部に戻ることになり今頃は飛行機の中で寝ているだろう。
ケインは体を起こしベットから降りると今は無き右腕の変わりに左手でカーテンを開けると窓の外に広がるサウスパークシティの街景色を見つめた。
未だにあの任務のことが夢であったように感じるがすぐになくなった腕を見て現実をかみ締め左手を握り締める。
ケインは青く澄み渡る空を見つめ終わったのだと自分に言い聞かせるように心に刻んだ。

〜アンブレラ本社 会議室〜

「任務ご苦労だったエリック・ボルフェン君。Gウイルス回収とジョセフ・パーク博士の研究資料を見事に回収してきてくれた」
「・・・・・・・・・」

エリックはアンブレラ幹部数人が集う会議室の中で立ちながら無言でじっと前を見続けた。

「この資料を基に我々は新しい研究が出来るのだ。君の要望どおり君の家族は監視から外し開放しよう」
「ありがとうございます・・・」

ここでやっと声を出したエリックだがどこか表情は険しい。
幹部の1人が手で退室を合図するとエリックは敬礼を知ると素直に部屋をあとにした。

「これでやっと問題が片付いたな」
「いや、まだ終わってはいないぞ」
「処理チームを派遣したが感染体はさらに街に近づいているようだ」
「時間の問題か・・・・」
「心配は要らない。事はすべてうまく運ぶ。我々はただ利用すればいいのだ」

アンブレラ幹部の中心にいた男は笑みを浮かべながら手に持っていたジョセフ・パーク博士の研究資料を見つめた。

The End


あとがき

この作品に少しでも興味を持って読んでくださった読者様、ならびに管理人さんには感謝しなければいけませんね。
今回のBIOHAZARD Umbrella in Failureは自分が書いてきた作品の中で4作目になりますかね。
もう色々書いてきました。
UBCSの登場は自分がバイオの中でUBCSが好きだからと言うのもありましたがプラス、彼らの生き様とちり様に僕が感動したからなんでしょう(BIO3 OP)
出来るだけかっこよくいきたかったのですが自分の技術不足であまりうまく表現できなかったと思っています。
ちなみにタイトルの「Umbrella in Failure」の意味は文字通り「アンブレラの失敗・失態」と言う意味です。
まあ、ラクーンシティの事件を境にアンブレラは色んなウイルス事故を引き起こしているようですし今回の作品は一つのアナザーストーリーと考えていただいても結構です。
登場した銃器はUBCS正式採用の銃ばかりを登場させ原作通りに一応してあります。
モンスターなどバイオのメインとなるゾンビは今回少なめでしたかね。オリジナルのG−0135が一番殺害数が多いですしこの作品でのメインモンスターはむしろG−0135かな。
最後にアンブレラ幹部がうざったいことを呟いていたかと思いますがあれは次回策に繋がるためのちょっとした予告みたいなものです。
次回作の舞台はいよいよ街のほうへとウイルスがいきます。
登場するキャラクターもかなりたくさんいると思いますがまあ気にしないでください(汗)
ちなみに次回作で前作のキャラクターを出そうか未だ検討中。
まあ、楽しみにしている人は楽しみにしていてください。